トルコに着いてからの更新が遅れました。長らくお待たせしました!
では、早速トルコまでの道のりを含め、トルコの事についてです。


10/18
いよいよバスに乗りギリシャアテネからトルコへ出発。
18日の19時に出発をして、翌日の15時にトルコへ到着予定だが、20時間もバスに乗るのだが、こんな長い時間バスに乗るのは初めて。キツイ道程になると思い少々ウンザリ…
きっとあまり乗り心地の良くないバスに乗り、そしてギュウギュウに押し込まれ、寝るに寝られないだろうな…と思っていたが、これが非常に快適。ベンツ社が作っているバスで、座席の間隔が広く、背もたれが普通のバスよりも倒れ、椅子もフカフカ。乗り心地はGood!
加えて運転手も含め乗っている人数は10人。一人一席を陣取り寝転がる事が出来た。
「今は観光シーズンではないから人数が少ないんだな。20時間と聞いていたが案外楽かも!?」と思い喜々としていた。
バスは定刻の19時にトルコのイスタンブールへ向けて出発。
休憩も2、3時間に一度15〜20分くらいとるので非常に楽。だが、深夜も2、3時間ごとに起こされるので非常に眠い…zzz…


その後、朝を向かえ6時頃にギリシャの町(町の名前は不明)にバスが停まると、ゾロゾロと人が乗ってくる。気が付けばバスはすし詰め状態。なんとピックアップバスだったのだ!今まで寝転がっていれたのに…ザンネン…
ギュウギュウに人を詰め込んだバスは出発。
その約4時間後にバスはトルコの国境へ。


トルコは観光目的なら日本人はビザが不要なので、何事もなくスタンプだけ押され入国。が、国境で荷物検査があるので、荷物を持って降りろと言われたので、バスに預けていたバックパックを受け取り、気温10℃の寒空の中、検査の順番を待っていると…荷物検査は荷物の外見を見ただけで、早くバスに乗れ!と。…なんだったんじゃい!意味ないジャン!


その後、到着予定時間の15時ちょうどに、トルコのバスターミナルのエセンレル・オトガル駅に到着。
でも、休憩の回数を減らせばもっと早く着いたのではないか?何も予定時間ピッタリに着く必要はないのに!(怒)


そして、バックパックを背負い地下鉄に乗ってアクサライ駅まで行き、トラムヴァイ(路面電車)に乗り換え、安宿の集まるスルタンアファメット駅へ。


上記の駅に到着後、早速トルコの洗礼を受ける事に…
とにかく日本人とわかると…「イナモト!」「ナカタ!」「ヤスイHOTEL紹介するよ!」「ココオイシイヨ〜」と流暢な日本語でしつこく、そして五月蠅い!
「コンニチハ」と言ってきたので、ついつい振り向いてしまい「日本人ですか?」と聞かれたので「中国人だ!」と言い返したら「日本語上手いね」と切り替えされたので「留学していたよ」と言って、その後無視!
とにかく奴らは日本語が本当に上手い。挨拶くらいなら、完璧な発音なのでついつい振返ってしまう。おまけに無視しても、どこまでも付き纏ってくるので本当にシツコイ!
@妻は「あたしゃトルコが嫌になったよ…」(まるちゃん風)と…


何とかトルコ人のしつこい日本語攻撃をかわしながら、安宿の集まるエリアへ到着!
目星をつけていたホテルは行けども×2「一杯だ」と言われ、探すのも面倒くさくなり、一泊だけなら…と思いちょっと高い部屋(40EURO)へ。
宿泊先を決めたら。次はご飯だ!


安食堂を探して町を徘徊すると、なぜか大行列!そんなに美味い店なのか?と思い立ち止まっていると、トルコ人の男が「今はラマダン(日出から日没までの断食が約2ヶ月続く)だから、レストランが混んでいて、彼らは日没の合図のコーランが流れると食べられるんだよ」と英語で話してくる。その男に「安い食堂ない?」と聞いたら「あっちにあるよ」と言ったので、先手を打って「OK!俺たちだけで行くから!ありがとう!」と言おうとしたら「OK!My Friend!案内してやるよ」と引っ張られてしまう。こちらが先手を打とうとしても、奴等はこちらが何を言うか、分かっているので、先手を打たれてしまう。恐るべし!トルコ人
疲れていたので、もう食堂を探すのも面倒なので渋々ついて行く事に…
高い店に連れて行かれ紹介料を取られるのかな?と思っていたが、幸いこの人は良い人で、安い店で紹介料を取られる事もなかった。
ただ旅行会社を経営しているので来てほしいらしく、ある意味善意の様だった。
ただ最後までしつこく「My Friend。食べ終わった頃に来るから、俺の旅行会社に行こうぜ!」と言ってきたので「今日は疲れているから、明日行くよ…」と言って終了。


そして食事後、安ホテルを探す事に。安ホテルはすぐ埋まってしまうので、前日に予約だけでも。と思っての行動だ。
安ホテルを見つけ交渉すると「OK!予約いいよ!」と。「一週間泊まるので安くして」と交渉すると、アッサリOK!だいぶ安くしていただきました。


その後、部屋へ戻ろうと思い歩いていると、「こんばんは」と言われ、またもや振り向いてしまう…が、幸いその人は日本人女性。私たちが日本人だと思いただ声をかけたみたいだ。
その女性は六本木に住んでいるらしく、友達のトルコ人(男)が(東京でDJをしているらしい)、トルコに戻って来ているので、一緒に遊びに来たとの事。
そのDJのトルコ人男性に「声をかけられ大変」と話した所、「悪い人もいるけど、ほとんどが良い人だよ。店の前で声をかけてくる人は、店のためだから大丈夫だけど、道で馴れ馴れしく声をかけてきて付いてくる人は無視した方がいいよ。でもこちらから何か聞いて回りの人が集まってきて助けてくれるときは、善意で集まるだけだから安心しても大丈夫!」とアドバイスされる。
助かった!これだけ声をかけられ鬱陶しく思い、トルコ不振に陥ってしまっていたが、これでこれからどう対処していけば良いのか解かった!
初日に、この出会いは本当に感謝!
その後は少し談笑して別れ、ホテルに戻り就寝…


10/19
朝6時に目が覚めた。コーランのためだ。イスラム教を国教とする国は毎朝コーランが流れるらしく、街中に響く音量なのだ…。眠い…。コーランの後、また爆酔…。
この日は、先日交渉したホテルへ移動。
朝早く行動したからか、あまり声をかけられることはなく安心。


ホテルへ到着後、ヨーロッパで過ごすための冬支度をするため衣料品を買いにグランド・バザールへ!
グランド・バザールは、おみやげ物・衣料品・雑貨などが安く売ってある市場。
到着すると、そこはカビ臭い、良い雰囲気の店が沢山あり、沢木耕太郎の「深夜特急」の世界みたいで面白い。

カワイイ食器なども売っていて@妻は大興奮。


だが、今回も荷物になるため断念…
適当に安いセーターやニット帽を買ってホテルに戻ることに。


来た日はバタバタしていたのでわからなかったが、イスタンブールの町並みを歩いていると綺麗で落ち着いていて、そして大都会でありながらも不思議な雰囲気のある町。


よくアジアとヨーロッパを融合した町。と言われるが本当にそんな感じだ。
だが「深夜特急」の世界を期待していたので、都会化されるのは嬉しくもあるし、残念でもある。
ただ、この不思議な雰囲気は、これからも残ってほしいと思う。

その後は少し休んで、晩御飯にケバブサンドを食べて就寝…

明日は何をしようかな〜?!
じゃまた後日!


応援クリック ヨロシクです!