11/9 - 11


この日はハンガリーのブタペストからバスに揺られること約4時間。
無事オーストリアのウィーンに到着!
到着したバス停の目の前に地下鉄の駅があったため、すぐそれに乗って、ウィーン中心部のインフォメーション(以下:i)へ。
今回も宿(今回はペンションかプライベートルームと決めていた)の紹介と思っての行動。
無事鄯へ到着後、ペンションを紹介してもらうも、一番安くてなんと46EURO!しかもその金額で風呂・トイレは共同…
ならばプライベートルームは?と思って聞いてみるも、オーストリアはプライベートルームの方が高いのだと言われてしまう。
やむを得ず一番安い46EUROのペンションに決め、場所の地図をもらい、鄯のお姉ちゃんに詳しい場所の話を聞くと「地下鉄を乗り継いで西駅に着いたら徒歩5分よ」と言われ、いざ出陣!
言われた通りに西駅に到着。そのペンションを迷いながら探すこと30分。なんとか無事到着。
チェックインをして部屋を見て驚く!一番安い部屋で風呂・トイレ共同と聞いていたので、「きっと古い部屋で汚い風呂とかなんだろーなー…」と思っていたら(ギリシャがそうだった)何とメチャクチャ綺麗で広い部屋(新築みたい)。

加えて風呂もトイレも広く清潔で綺麗!これで46EUROは納得!(ギリシャの45EUROは何だったの?)
さらにラッキーだったのは、シーズンオフだったからか、私達の泊まった階には、他の宿泊客がいなかった事。だから、何の気兼ねもなく自由に風呂もトイレも使えた。


部屋を見て喜んだ後、お腹が減ってきたので食材の買出しに。
近くにスーパーを見つける。
今回は連日サンドイッチ作戦。外食は高いので三食分のサンドイッチの材料を買って部屋で作ることにした。
材料を買った後は部屋でサンドイッチ(ちょっと豪華にスモークサーモン入り)を作って食べて、その後は爆睡…


11/10
この日は前日のサンドイッチを持ってウィーン市内の観光へ。


まずはシェーンブルン宮殿へ。

ここはハプスブルグ家の栄華を象徴する絢爛豪華な宮殿。またマリー・アントワネットも15歳でルイ16世に嫁ぐまでこの宮殿に住んでいた。
中では日本語ガイドのオーディオが無料で貸し出ししていた。
内部は写真撮影禁止だったので撮ることは出来なかったが、中に入るとその豪華さ美しさに圧倒!しかも一部屋ずつ構造や模様が違っている。
同時に宮殿内部はメチャクチャ広い!更にオーディオガイドの説明が長いで、全ての部屋を見るのに時間がかかってしまった。
興味深かったのは、モーツアルトが幼少の時に女王と謁見して演奏をした部屋や、マリー・アントワネットの使用していた部屋などを見れたこと。とても興味深かった。
また、ここの宮殿を中心にオーストリアの歴史が動いていたんだな〜…と思うと不思議。


その後は、私(@夫)たっての願いで、「ザッハ・トルテ」の本家、「カフェ・ザッハー」に行ってみる。
一度でいいから本家の「ザッハ・トルテ」を食べてみたいと思っていた。
店の前に着き、伝統と格式ある門構えにビビリながらも入店。

席を案内してもらい無事着席。
周りを見ると多くの人達が「ザッハ・トルテ」を頼んでいる。
ムムッ!これは期待できるな!
ワクワク♪しながら待っていると、目の前にザッハ・トルテが運ばれ、

それを口の中に入れると…何と!…ちょっとガッカリ…
私達が期待しすぎたのか、それとも私達の味覚が日本のケーキに慣れて変なのか…?
でも「有名になってしまって味の落ちた店は沢山ある(究極のメニュー担当者:談)」と言う話もある。
EU圏のケーキなどを沢山食べてきたが、クリームにしてもスポンジにしても全てが重いので食べるのに苦労していた。
だが、EUの人達に日本のケーキを食べさせたら、「こんなのはケーキじゃない!」と言われるかもしれない。味とは相対的なものなので何とも言えない。でも本家のザッハ・トルテを食べられたことに至福と口福の時を持てたので良かったと思う。


その後は近くにある「モーツアルトハウス」へ。

ここはモーツアルトが1784〜1787年まで住んでいた家。ここは「フィガロの結婚」が作曲された場所でもある。
ここも内部撮影は一箇所(当時の中庭部分)を除いて禁止(日本語ガイドのオーディオは無料貸し出し)。

内部を見学すると、意外と簡素な作りで質素な感じを受けた。
借金が多くて金策に苦しんでいたと聞いたので、もっと小さい家だと思っていたが、意外と大きな家。実は医者よりも高い給料を貰っていたのだそうだ。結局、彼の借金はお金の使いすぎ(しかも博打、酒、ファッション、etc.…。)なのだ。
内部は修復をしている為、当時の面影はあまりなかったが、嬉しかったのは住んでいた周りの家の位置が殆ど変わっていないこと。
と言う事は、この建物の前の道や周りの道をモーツアルトが歩いていたんだと思うと不思議でたまらないのと同時に、そこを歩いていると思うと感動!


その後は、地下鉄と路面電車を乗り継いで「中央墓地」へ。
ここはオーストリア出身の作曲家が眠っている場所。
入口を通って中央の道を200mほど歩いて左側をみると…あった!
ベートーベンとシューベルトのお墓が!(中央にモーツアルトの記念碑があり、その左側がベートーベンで右がシューベルトのお墓)

シューベルトの右側にヨハン・シュトラウスブラームスのお墓もあった。
ここは整備されているし献花もされていたので、大切にされているのだな〜…と思った。
中央墓地の中を探せば、まだまだ沢山の偉人のお墓を見つけると事が出来たと思うが、その根性がなかったため断念…
でも、上記の4名のお墓と記念碑を見れたので感動。


その後は部屋に戻って、サンドイッチ(生ハム入り)を作って食べて爆睡…


11/11
この日はウィーンを背にして、電車に乗りザルツブルグにやってきました。


ザルツブルグの事は後日更新しますので、ヨロシクです!


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